グルテンフリーでいろいろキッチン。

グルテンフリーの料理をメインに

#2 手ごねとホームベーカリーで食パン作ってみた

こんにちは。

今回は手ごねとホームベーカリー(以下HB)で食パンを作ってみました。

①手ごねのものとHBを使用したものだと何が違うのか、②同グルテンフリー粉で「一般的な食パン(1斤)」を作るときと同じレシピ(粉をグルテンフリー粉に変更するだけ)で同じように作れるかどうかを検証。

手ごねとHBを分ける理由は、ブログを始める前に何度かパンを作ってきましたが、半分に割るとどうも詰まったような重たいようなパンができてしまい、色々調べてるうちに「こね」が足りないという判断に至った為です。

 

結論からいうと手ごねとHBとでは変わります。そして、

一般的な食パンレシピでは同じように作れませんでした。

グルテンフリー粉ということもあり一般的な食パンレシピの量だと膨らまないことが判明。今回時間がなかったため最高で60分で発酵させましたが、焼成中は膨らみませんでした(発酵時と同じ高さで焼かれた)

 

工程については下記の項目ごとに分けているのでどうぞ。

 

1.手ごねで作って焼いてみる

ボールにバター意外のものをすべて入れ、ゴムベラで混ぜました。

そのあと手ごねをし始めるのですが・・・・・

f:id:gfl7blog:20210526132411j:plain

グルテンがないため、繋がりません。少々ベタつくのはしょうがないので、ある程度丸めたらベンチタイム。

形成して35度で60分発酵。

f:id:gfl7blog:20210526132534j:plain

今回手ごねのほうはあえて一次発酵を挟みませんでした。30分で型の高さ1/3、60分で1/2だったので90分ほど発酵が必要だったのかなぁ・・・

 蓋をして焼成

f:id:gfl7blog:20210526132825j:plain

焼き上がりは発酵時のまま(´・ω・`)イマイチ・・・・

断面はというと

f:id:gfl7blog:20210526132613j:plain

思ったよりフワフワ感はなくぎっしり詰まった感じになりました。

 

2.ホームベーカリーで捏ね⇒型に入れて焼いてみる

次は手ごねと同じ量でHBで作成してみました。

やっぱり、まとまらず生地が周りにくっついてとれないのでゴムベラでつっついてなんとか全体に回るようにする。HBが自動的に一次発酵をしてくれるのでHBでは発酵させました。

f:id:gfl7blog:20210526132947j:plain

捏ね作業が終了したら取り外し、今回は一般的なパンの作り方で進めます。

グルテンフリー粉の発酵後はこのように千切れる感じ。

f:id:gfl7blog:20210526135349j:plain

手ごねと見分けるために生地を二つにわけてまるめベンチタイム15~20分。

生地を伸ばし、丸めて型に入れたら発酵。一次発酵もしたけど二次発酵時でもすごい膨らんでいる様子はないです。

そのまま焼いてみます。

f:id:gfl7blog:20210526133029j:plain

焼成後・・・・過発酵のせいで表面がひび割れてしまいました;;断面はどうでしょう。

f:id:gfl7blog:20210526133223j:plain

先ほどの手ごねより気泡があって見た目はズッシリしている印象はないです。

手ごねのほうも90分発酵だったらこのように気泡が見えるようになるのかな、と思いましたが高さが出る様子もないし過発行しすぎてしまいます。

しかし、今回の結果ではグルテンフリー粉を使用したパンは手ごねよりHB(機械)でやったほうがきめの細やかさが違うことがわかりました。

 

3.HBで焼きまで最後までやってみる

では、HBで最後まで焼き上げるのはどうでしょう。

※HBで行うレシピは1、2とは違います。

HBにすべて入れるだけなのですごい簡単!ただ、練っているときもくっついていたためゴムベラで途中で周りの粉を落としていました。

f:id:gfl7blog:20210526133424j:plain

 形成していないので見た目は少々不格好ですが・・・

断面は理想の食パン!しかももちもち、ふわふわです♪機械の中でやってもらえる上に仕上がりも良いとは!※次の日も遜色ありませんでした♪

ただ、①表面が固くて切りにくい ②形が不格好になる ②機械で仕上げているので自分でやろうとすると扱いが大変

・・・というのが難点かなと思いました。ただ、断面と食感はすごいよかったです(^^)

グルテンフリー粉の香りが独特なので、なんとか普通の食パンに近づけたいところです。

 

今回使用した型はこちら

item.rakuten.co.jp